LE SSERAFIMは「成功しなければ後がない」理由 精神面でメンバーを支えた人物とは
LE SSERAFIMの「恐れず、自分らしく生きる」姿が世界中の人々の憧れとなっている。そんな彼女たちの「自分らしさ」とは。AERA 2024年12月23日号の記事より。 【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾ったLE SSERAFIMはこちら * * * ――「2023年上半期JC・JK流行語大賞」のヒト部門1位に輝くなど、日本でも女子中高生を中心に、絶大な人気を誇る。 SAKURA:私たちは常に飾らない姿、ありのままの姿を見せているので、友達や学校の先輩、あるいは人生の同志のような近い存在だと思っていただけたらなと思っています。 KIM CHAEWON(以下、CHAEWON):私たちのステージやコンテンツを観ていただくと、「情熱」や「切実さ」という言葉が思い浮かぶと思います。「このステージで多くの人の心を掴む」という強い気持ちでステージに臨む私たちの姿勢を応援してくださっているのだと思います。 ■それぞれの「挑戦」 ――CHAEWONの言う通り、LE SSERAFIMはステージの上で、いつも全力だ。気迫あふれるパフォーマンスのエネルギーとなっているのは、「成功しなければ後がない」という“背水の陣”精神。 SAKURA:LE SSERAFIMのキーワードといえるのが「挑戦」です。「新しい自分を求めて努力すること」「常に挑戦する心を忘れないこと」はLE SSERAFIMらしさではないかと思います。私たちが集まったのも、メンバー一人ひとりがそれぞれの「挑戦」をしたかったからです。 HUH YUNJIN(以下、YUNJIN):私は「声を生かした仕事をする」という幼いころからの夢を叶えるべく、韓国で勝負することにしました。 KAZUHA:私は、まだ見たことのない自分を発見するために、アーティストとしての活動を目指し、LE SSERAFIMに合流しました。幼いころからずっとバレエを極めるべく練習をしていましたが、新しい世界に飛び込んだら、その場所だからこそ見られる景色があるんじゃないかと思ったからです。 HONG EUNCHAE(以下、EUNCHAE):幼いころからアーティストの方々が人に笑顔や勇気を与える姿がかっこいいなと憧れていて、私もそんな人になりたいと思っていました。LE SSERAFIMは、私の人生初の大きな挑戦となりました。