マツコ・デラックス

　マツコといえばORICON NEWSが毎年おこなう「好きな司会者ランキング」でも上位常連で、第16回となる今年は5連覇を達成し、殿堂入りを果たしたほど。しかし最近では毒舌を繰り出しても、微妙な違和感を覚える人が多いようだ。 【写真】すっぴん私服のボーイッシュなマツコが、プライベートで“夜の巷を徘徊”

マツコのコメントに疑問の声

　マツコのコメントに疑問の声が殺到したのは、『5時に夢中!』内で扱われた「“仕事ができる人”より“仕事ができそうな人”が出世する」という話題でのこと。 《オシャレ気にしてるヤツで仕事ができるヤツって見たことないけどね》 《そんなもんだって、日本の経営者なんて。だから駄目な会社ばっかりになってるじゃん》と持論を語っていた。 　対して視聴者からは 《身なりに気を遣える人は仕事もできるイメージだけどな》 《これは偏見すぎ。説得力あること言ってる風》 《めちゃくちゃ薄いコメントだな～》 　と疑問の声が相次いだ。 　マツコのコメントに対する疑問の声はこれだけではなく、他にも採用面接でよく用いられる「弊社でなくてはならない理由」という質問について、ネット上で《やめた方がいい》《お金がほしいだけ、いくらでも代わりのある会社のくせにうぬぼれるのはやめて……》という投稿が相次いでいるという話題が上がった時のこと。マツコは 《こんな投稿をXにしているようなヤツは大した人間にならない》 　とネット上の投稿を一刀両断。それに対して視聴者からは《それくらい言わせてあげて》《ただのつぶやきじゃん。大した人間にならないまで言わなくても……》といった声が上がっていた。

エンガワ好きの女性に対して「ガムでも食ってろよ」

「マツコさんは他にも番組内でエンガワ好きの女性が多いという話題があがった際に、《ねぇ、なんでさ、女の人ってエンガワ好きなの?》《ガムでも食ってろよ》と発言していたこともありました。この時も視聴者から《食の好みなんて個人の自由だよ》《そもそも女性がエンガワ好きって風潮ある?》と疑問の声が上がっていました」（芸能ライター） 　一方で昨年50代に突入したマツコは、北海道米「史上最高ゆめぴりか」新CM発表会に出席。歳をとったことに対し《ぬるくなったわ》《丸くなってきて、自分だけじゃなくて周りのことを思ったりとか、世の中のことを思ったりとかっていうのを自然にやるようになってくるのよね》とポツリと話す場面も。 「もしかするとマツコさん自身が丸くなり、昔のようにあらゆるものに対する不満や引っかかりを感じなくなっているのかもしれませんね。毒舌がうまく出せず、無理やりキャラに合わせて毒舌を作っているのではないでしょうか」（前出・芸能ライター） 　今年2月にFLASHがおこなった「いちばん好きな毒舌タレント」のアンケートではしっかり1位をキープしているだけに、早くかつての切れ味を取り戻してほしいものである。