四街道逆転、実力証明 春季千葉県高校野球大会 地区予選
▽代表決定戦(八千代市営、4月4日) 四街道 000004101─6 000200000─2 我孫子 四街道が逆転で、夏2度の甲子園経験がある我孫子との一戦を制した。4番中野悠大は「いつもよりも長打とか出たが、千葉県大会では後ろ(の打者)につないでいく、身の丈に合った自分たちの野球をやっていきたい」と決意を新たにした。 昨年の秋季千葉県大会で、この春のセンバツ4強入りした中央学院に県内で唯一土をつけるなど実力は証明済み。0-2の六回、2番堀越舷旗のこの日2本目の二塁打を足掛かりに4点奪い、試合をひっくり返した。
堀越は七回にも中越え三塁打をかっ飛ばし、放った3安打がいずれも長打。「コンパクトに力を抜いて振れた。(バットの)ヘッドがうまく返った」と満足そうだった。 今大会初先発の麻生竜希は、力のある球を投げ込み7回2失点。「雨でマウンドの足場が緩かったので上半身でコントロールをつけ、打たせて取ることを意識した。バランス良く投げられた」 四回に連続四球や味方の失策などもあり2点を失ったが、許した安打は五回の1本だけと危なげなかった。2年生右腕は「四球とか自滅につながるので気をつけたい。次も強気に投げたい」と勇ましかった。