相模原は3季連続ディレーニーHC&岩村主将体制 「フィジカルとハードワークを見てほしい」/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部の相模原が1日、オンラインで会見。主将にSH岩村昂太(30)、副将にはFL鶴谷昌隆(34)が選ばれた。グレン・ディレーニー・ヘッドコーチ(HC、50)とともに、3季続けて同じ体制となった。ディレーニーHCは岩村を引き続き選んだ理由について「一番ふさわしいのが彼だと思った。選手と、われわれマネジメントチームの間でまとめてくれる」と述べた。 今季のチームスローガンは「心燃える瞬間を-DYNA IMPACT-」で、できる限り多くの試合で“満たされたスタジアム”をつくり、試合結果でインパクト、リーグワンにもインパクトを与えるという意味を込めた。 HC、主将とも「先を見過ぎると目の前のことがおろそかになる」と、目標とする具体的な順位は明言しなかったが、1部に昇格した一昨季が10位、昨季は9位となり、「少しずつ成長した姿を見せてきたので、今季も成長したところをお見せしたい」と岩村。今年も、どのチームよりも早い7月に始動し、激烈なトレーニングをこなしてきたが、岩村は「ここ2年間は根性練習だったが、今年はフィジカルの部分や選手一人一人の栄養管理など、よりラグビーで必要なことを重視した。筋力トレーニングの数値が上がったり、体脂肪率が減ったりした選手も出た」と手応えを口にする。 チームには南アフリカ代表WTBカートリー・アレンゼ(28)というビッグネームも新加入。今季初戦は12月22日に2部から昇格した浦安と対戦(ギオンスタジアム)する。「うちのチームにたくさんいる素晴らしいフィニッシャーに、アレンゼも加わってくれる。今季はフィジカルとハードワークをぜひ見ていただきたい」と岩村はアピールした。