性暴力被害明かした元アイドル、松本人志の訴え取り下げに疑問「完膚なきまでに疑惑を晴らせば」
2015年に解散したアイドルグループ、アイドリング!!!の元リーダーで、現在はボイストレーナーなどとして活動する遠藤舞さんが、12日までにX(旧ツイッター)を更新。 【写真】アイドリング!!!で活躍していた当時の遠藤舞 ダウンタウン松本人志(61)が「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられ、名誉毀損(きそん)されたとして発行元の文藝春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求めていた訴訟が終結した件について言及した。 仕事関係者から性暴力を受けるも告発できなかった過去を明かしていた遠藤さんは、「レスバしたりリプが沢山来るのでわかるんだけど松本さんを擁護してる人って殆ど彼が『面白い』から信じて庇ってるの。そうだね彼は面白いよね」と、松本を擁護するファンの声に触れ、続けた。 「けど今その話関係ない。私達は『アンチ』ではなくて性犯罪がなかった事にされたり軽視される事に怒っている。そこに彼の芸人としての資質は関係ない。そこを切り離して考えられない人があまりにも多くてびっくりする」と率直に驚いた思いを記した。 続けて「私は好きな芸能人が、あんな中途半端な対応したら幻滅する。事実無根なら徹頭徹尾首尾一貫否定して、出廷妨害なんてせずに、きちんと被害者とされる女性にも裁判に出廷してもらい、完膚なきまでに疑惑を晴らせばよかったのに」との考えも記載。 松本が訴えを取り下げたことに疑問を呈し、「そもそも私の元々友人だった子が被害を受けていたり、この件とはまた別でタイムリーに自分の大切な人が性被害を受けて苦しんでいたり、環境的に被害に遭いやすい若い女の子達と接していたり、私自身も性被害で嫌な思いをしてて、黙っていられるわけない」と複雑な思いをつづった。