33歳・関口メンディー、高校生役で連ドラ出演「共感できる部分は多かった」
ダンス&ボーカルグループ・EXILE、GENERATIONSの関口メンディー(33)が、テレビ東京系ドラマプレミア23枠で放送される開局60周年連続ドラマ『95(キュウゴー)』(4月スタート 毎週月曜 後11:06)に出演することが決定した。King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか/24)が演じる本作の主人公・広重秋久(通称:Q)の同級生役を務める。 【役衣装カット】主人公の高校生・広重秋久を演じる高橋海人 『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真氏が、受賞後第1作目として最大級の熱量でつづった最強青春小説をもとに、大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語を連続ドラマ化する。 1995年頃に流行ったファッションや音楽、漫画やドラマ、ポケベルやテレホンカードなど、当時高校生だった大人世代にとってはどこか懐かしさを感じられ、当時を知らない現代の若者にとっては新鮮に感じられる90年代の世界観を描く演出も見どころとなる。 関口は、星城学院に通う高校生・新川道永(通称:ドヨン)役を演じる。翔(中川大志)、レオ(犬飼貴丈)、セイラ(松本穂香)と幼稚園からの幼なじみで、小学校4年生の時に神戸に移住したが、阪神・淡路大震災をきっかけに東京に戻ってくる。チームの中で最もケンカが強い。 ■関口メンディー/ドヨン(新川道永)役 コメント ――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。 今回オファーをいただいて、初めて『95』という作品を知り、脚本・原作を読ませていただきました。それぞれ葛藤や悩みを持つ若者たちの青春群像劇に心を打たれたとともに「カッコいい大人」とは一体何なのか?そして自分は「カッコいい大人」になれているのだろうかと考えさせられる内容でした。 時代背景もファッションや音楽含めて、僕が好きな時代なので、そこで役として生きられることは、とてもうれしいことです。何かに折り合いをつけて生きている人たちのほうが恐らく多い世の中ですが、そんな人たちに届いてほしい、触れてほしい作品です。 ――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。 ドヨンという役を演じさせていただきました。原作を読んでみて、どちらかというと物静かでクールというイメージでしたが、もう少し年相応の明るさが欲しいということで、城定監督とも相談しながらキャラクターの輪郭を理解していきました。スポーツをしていたり、読書家であったり、自分とも共通点が多く、共感できる部分は多かったように思います。 ――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。 同世代の共演者も多かったので、打ち解けるまでには、そう時間はかかりませんでした。むしろめちゃくちゃ速かったと思います(笑)。なので休憩中なども会話は絶えませんでした。それでもシメるところはしっかりシメる。メリハリのある空気感が作れていると思います。 ――視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。 『95』という作品は、1995年の渋谷が舞台です。当時のファッションや、今でいうところのスマホ(ポケベル)も出てきたりします。当時を経験されてきた方は懐かしく、今の若い子たちにとっては、新しさを感じる作品になっています。全力で生きるとは何なのか、カオスな世の中で葛藤を抱える青年たちが教えてくれるはずです。ぜひ最後までこの物語を見届けてほしいなと思います。