【#キャバ嬢が継いでみた】“経験・知識なし”の女性が釣具屋の店主に 祖父の店受け継ぎゼロからの挑戦【秋田発】
「面白そうじゃん」をモットーに
さらに2023年3月、山田さんは自身の飲食店での経験を生かして、釣り談義に花を咲かせたり、毛針を愛でたりしながら、お酒が楽しめる釣具屋、その名も「中居釣具店 川反店」を始めた。 自分の愛用している釣具を眺めながら、触りながら酒を飲む人が結構いると聞いたのがきっかけだそう。 中居釣具店三代目店主・山田希望さん: 「何この店?」と、最初店を知らない人から言われた。「お酒飲めるの?」という感じで入って来る人も結構いる。「面白いね!新しいね!」と来てくれる人も多い。 山田さんは他にも、オンラインイベントを開催したり、店のオリジナルグッズを売り出したりと、常に新しいことに挑戦している。 「"釣り×○○"みたいな感じで『いいね、面白そうじゃん』っていうのをいろいろやっていけたらいいなと思う。自分も今まで周りの人に助けられてきたので、どこでどんな縁があるか分からない。楽しみながら輪が広がっていくような感じにできたらいいなと思う」と新たな釣具屋像を思い描く山田さんの挑戦はまだまだ続く。 山田さんは店舗を改装する予定で、店内の一角に祖父から受け継いだ昔の釣具などを展示するミュージアムをつくりたいと話している。 (秋田テレビ)
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