日常忘れられる…夜の別所温泉 幻想的に照らす、色とりどりの明かり
上田市別所温泉で19日、温泉街などを明かりで彩る「別所温泉祈願ライトアップ」が始まった。別所温泉観光協会が2月8~12日に開く「上田氷灯ろう夢まつり」のプレイベント。同4日まで金土日曜の午後5~9時に点灯する。 【アップ写真】竜などのイラストがデザインされた灯籠
外湯の「石湯」から「大湯」に至る約700メートルの道に、発光ダイオード(LED)を入れた灯籠約80個を設置。同温泉の活性化を目指す上田女子短大(上田市)の学生団体「別所がぁる」が干支(えと)の辰(たつ)にちなみ、竜のイラストなどを灯籠にデザインした。
北向観音の参道には赤や青など色鮮やかに光る「ボールライト」約30個も置かれている。友人と旅行で訪れた安曇野市の自営業宮坂真由美さん(51)は「きれい。日常を忘れられる」と楽しんでいた。
同協会の倉沢晴之介副会長(43)は「お寺や温泉街のライトアップは幻想的。普段とは違う別所を見に来てもらえたらうれしい」としている。