市川ぼたん 弟・新之助の変化に“さみしさ”も 「どんどんひとりの世界に行っているみたいな感じ」
■成長し変わりゆく親子関係 團十郎“再婚”について胸中語る
妻・麻央さんの旅立ちから6年半。團十郎さんは子どもたちに、麻央さんの面影を感じることが増えたといいます。特に、新之助さんについては「(麻央は)絶対にぶれない芯がなかったですか? 勸玄にもある、芯が。だから(麻央に)そっくりだよね」と共通点を語りました。 ある日、團十郎さんと新之助さんは、散歩で立ち寄った神社でおみくじに挑戦。人生初のおみくじだという新之助さんは中吉。そして、大吉を引き当てた團十郎さんは、そこに書かれた恋愛や縁談の幸運ぶりに上機嫌な様子を見せました。 取材班から團十郎さんへ「結婚の可能性はある?」と聞くと「結婚はない。結婚する人はいない。とりあえず麗禾の壁ってあるのよ…。“いいよ、パパの人生だから”と言いながらも、全然良くないし。“パパの人生だからね”って口で言ってるだけという。めっちゃ麗禾の壁は厚いんじゃないですかね」と本音を明かしました。 そんな麗禾さんは「パパがしたいならいいんです。“おめでとうございます”って感じなんですけど、私と勸玄のママはママ(麻央さん)で、パパはパパなわけだから。再婚して“新しいママだよ”、“新しい家族だよ”って言われても、もちろん楽しいとは思うんですけど、そこまで仲良くできなさそう…」と複雑な様子を見せていました。
■團十郎の子どもたちへの思い「環境をパパとして作る。それが愛かなと」
年が明け、今月6日からは、家族3人で初春歌舞伎『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平 ーSANEMORI PARTIIー』(新橋演舞場)の舞台に立ちます。副題には、妻・麻央さんの名前が使われています。 この発表会見後には、ぼたんさんが自身の変化について、「前までだと“怒られたら嫌だな”とか“注意されたらちょっと嫌だな”っていう気持ちがすごく強かったんですけど。最近は父に見てもらいたくなったというか、指摘してもらいたい、直してほしい、自分は正しいと思ってやってしまっているので、父が見ていることによって、たくさんの指摘を受けることができるので、父に見てもらいたいなって思えるようになりました」と明かしていました。 一方の團十郎さんは、自身の指導について「ある程度のところにいくまでには、ある程度の厳しさが必要。時代っていうものもあるんですけど、時代にとらわれて教え方や教育、ものの接し方を変えちゃいけない部分もあるんです。そういう部分では厳しく感じることもあると思う。ある程度のところにいくまでに。でも、ある程度のところにいったので、教える形を変えました」と話しました。 さらに、子どもたちについて期待することについて「ただひとつ。毎日笑顔でよく寝てくれということ。とにかくこの子たちが笑顔で、たくさん寝られるような環境をパパとして作る。それが愛かなと思います」と明かしました。 (1月3日放送の日本テレビ『成田屋に、ござりまする。』を再構成)