【コンパクトミニバンの大本命】「新型ホンダ フリード」6月に正式発表が決定! 先行公開の内容に早くも期待値爆上がり!?
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」がこの6月に8年ぶりにフルモデルチェンジされるが、今回、その正式発表を前に内容の一部が先行公開された。 ⇒【写真】超話題のホンダ新型フリード「フリード エアー」「フリード クロスター」を画像で詳しく 「モビリオ」の後継として2008年に登場した初代フリードは、ちょうどいいサイズのコンパクトミニバンとして大ヒット。2016年に現行2代目に進化し、3列シート車の「フリード」と2列シート車の「フリード+」で登場、後にクロスオーバースタイルの「クロスター」を追加し、人気を不動のものとしてきた。取りまわしがよくて運転しやすく、コンパクトなボディサイズなのに室内が広く、使いやすい3列シートを備え、とくに30代の子育て層に絶大な人気を誇ってきたが、3代目となる新型フリードはどんなクルマになったのだろうか。
「フリード エアー」と「フリード クロスター」の2タイプを設定
居住性と使い勝手の良さを兼ね備え、人びとの暮らしに寄り添う「ちょうどいい」クルマとして高く評価されてきた「フリード」だけに、新型が従来の美点を継承するキープコンセプトとなるのは当然だが、そんな中でも、今回先行公開された新型「フリード」では、時代の変化や技術の進歩を反映した、時代の感性にフィットする進化を見ることができる。 そのひとつが、シンプルなデザインの「フリード エアー」とアウトドアにも似合うタフなデザインの「フリード クロスター」の2タイプを設定し、それぞれの個性をより際立たせたこと。両タイプともに3列シート7人乗り仕様を標準として6人乗りキャプテンシートを設定したのに加え、フリード クロスターでは広いラゲッジルームの2列シート仕様も用意する。 好評のシートアレンジはさらに使いやすさを追求。1列目のシート形状を工夫することでウォークスルーのしやすくし、跳ね上げ式の3列目シートは座り心地の良さを維持しながらシートの軽量化と構造部の薄型化を図り、さらに使い勝手のいい広い荷室空間を実現した。 とくにフリードの3列目シートは座り心地が良く、また2列目シートを畳まなくても展開・格納できる点が好評を得ているが、その長所を伸ばす改良に注目が集まりそうだ。(ライバルのトヨタ シエンタの3列目シートは格納式であるため荷室部分がスッキリとしているが、2列目シートにチャイルドシートを装着している場合はそれを外さなくてはならない) インテリアには大容量の収納や取り出しやすさを追求したトレーを配置、リアクーラーの採用やリアクォーターガラスの面積を拡大するなどの改良も行われている。