琉球放送

沖縄県糸満市の喜屋武岬の沖合で23日、那覇海上保安部所属の大型巡視船と漁船が衝突しました。けが人はいませんでした。 【写真を見る】海保の巡視船と2人乗り漁船が衝突　けが人なし　沖縄・糸満市沖 第11管区海上保安本部によりますと、23午前7時ごろ、糸満市の喜屋武岬のおよそ80キロメートル沖合で、那覇海上保安部所属の大型巡視船「りゅうきゅう」と、沖縄近海鮪漁協所属のマグロはえ縄漁船「第一成福丸」が衝突しました。 衝突したのは巡視船の右の側面と漁船の船首部分で、漁船の柱であるマストが曲がるなどしましたが、漁船の乗組員2人と巡視船の33人にけがはないということです。 また船内への浸水や油の流出も確認されず、どちらの船も夜に自力で港へ戻ったということです。 海上保安本部が双方の乗組員から話を聴くなどして当時の詳しい状況を調べています。