【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は28日（日本時間29日）、本拠地セントルイス・カージナルス戦に「2番・指名打者（DH）」でスタメン出場。本拠地デビュー戦に3打数2安打の活躍を見せ、ドジャースの勝利に貢献した。米メディア『Yahoo!スポーツ』のジャック・バエアー記者が言及した。 【写真】ドジャース、高額年俸ランキングトップ10 　この日の大谷は第1打席、カージナルス先発のマイルズ・マイコラス投手から右翼への二塁打を放ち、スタンディングオベーションの期待に応えた。しかし三塁を狙おうとしたところ、前走者のムーキー・ベッツ内野手が本塁を狙わずに三塁に戻ったため、大谷は走塁死となる。 　3回にはベッツがソロ本塁打を放ち、大谷は四球を選び、フレディ・フリーマン内野手が2ラン本塁打を放つなど、1番から3番で3点を奪う攻撃を見せた。大谷は5回裏の第3打席には再び右翼へ安打を放ち、この日3度目の出塁を記録した。 　ドジャースは開幕戦に続き先発したタイラー・グラスノー投手が6回（81球）を投じ、失点1の好投も見せ、本拠地での開幕を7-1の勝利を飾った。 　走塁死を喫した大谷についてバエアー氏は「このプレーは大谷のオフシーズンの感情的な総括としては悪くないものだ。大谷のドジャース入団は、水原一平元専属通訳のスキャンダルで溢れていたが、この日はそれについて語ることはほとんどなかった」と言及した。