【函館市の大泉潤市長】観光の起爆剤へ "北海道新幹線"の函館駅乗り入れを目指す動き 市長自ら道庁とJR北海道を訪れ説明 「約160憶円で整備可能」
UHB 北海道文化放送
北海道新幹線の函館駅乗り入れに向けた調査結果について北海道函館市の大泉市長が4月3日北海道庁やJR北海道を訪れ説明しました。 北海道南部の新函館北斗駅まで開通し、今後、札幌市への延伸を予定する北海道新幹線。
観光の起爆剤になり得るなどとして、函館市の大泉市長は函館駅への乗り入れを目指しています。 東京のコンサルタント会社に委託した調査では、乗り入れは技術的に可能で、整備費用は約160億円と試算。 函館駅に乗り入れした場合の経済波及効果は約120億円と予想しています。
大泉市長は新幹線と在来線のどちらも運行できるように、在来線で線路にレールを1本加える方式でのフル規格での運用を目指したい考えで、4月3日午後、北海道庁とJR北海道を訪れて説明しました。
「(浦本副知事からは)南北海道の交通体系全体にも関わることであるから、他の自治体あるいは近隣の自治体に丁寧にご説明をしてほしいというお話をいただいた」(大泉市長) 「(JR北海道 今井副社長からは)車両費や建築限界に対しての懸念とか、色々と調べていかなければならない」(大泉市長) 大泉市長は、4月中旬に開かれる市議会で所管する委員会で議論を深めていきたいとしています。
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