V・ファーレン長崎がベテラン2選手との契約満了を発表。37歳FW都倉と33歳DF高橋峻が退団へ | Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグニュース】V・ファーレン長崎は17日、DF高橋峻希とFW都倉賢との契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。 ●【動画】最高のスタジアムをみんなで考える|FOOTBALL FREAKS#109
現在37歳の都倉は、2005年に川崎フロンターレの下部組織からトップチームに昇格。その後はザスパクサツ群馬やヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌、セレッソ大阪などを経て、21年に長崎へ加入した。長崎では、初年度はリーグ戦37試合に出場し、7得点の活躍を見せたが、徐々に出場機会は減少し、今季は22試合で1ゴールにとどまっていた。 都倉はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。 「2023シーズンをもちまして、V・ファーレン長崎を離れることになりました。 目標であるJ1昇格を果たせず非常に残念でなりませんが、V・ファーレン長崎の選手として戦った日々は魅力的で、充実した時間でした。 今シーズンに関して言えば19年のキャリアで最も難しい時間を過ごしましたが、この経験は僕に忍耐力を与え、今後の試練を乗り越える力になると確信しております。 3年間、良い時も悪い時もありましたが、どんな時でも信じて共に戦ってくれたファン・サポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。 ただ、心残りとしては希望に溢れる新スタジアムをV・ファーレン長崎の選手としてプレーできないことです。新スタジアムには、対戦相手として、また、いちサッカーファンとして行けることを楽しみにしてます。 「世の人は我を何とも言わば言え、我が成す事は我のみぞ知る」という、坂本龍馬の大好きな言葉があります。 歴史ある長崎の地で最年長としてプレーしたことを誇りに、僕自身、引き続きチャレンジ精神を持って、誰よりも自分のことを自分が信じて、これからも大好きなサッカーを続けていきたいと思っています。 ここで過ごせたことは人生の財産です。3年間本当にありがとうございました。」 現在33歳の高橋は、2009年に浦和レッズの下部組織からトップチームに昇格。その後はジェフユナイテッド千葉や神戸、柏レイソルを経て、22年に長崎に加入。長崎では、今季23試合に出場したが、先発が3試合と途中出場がメインだった。 高橋もクラブ公式サイトを通じて以下のように感謝のコメントを述べている。 「この度、V・ファーレン長崎を退団することになりました。目標であったJ1昇格を達成することができず、悔しさが残りますが、来シーズン以降、昇格できるようにこれからも陰ながら応援しています。 短い間ではありましたが、良い仲間、スタッフに恵まれ、そしてどんな時でも熱く、時には厳しくしてくれる長崎のファン・サポーターと一緒に戦えたことを誇りに思います。 本当に2年間ありがとうございました!」