センバツ高校野球 常総学院 ブルペンへの狭き門 選ばれし精鋭技磨く /茨城
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する常総学院。18日の開幕が迫り、グラウンド脇のブルペンで各投手が制球力や、変化球の精度を磨いている。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 実戦同様にホームベースまでの18・44メートルを最大3人が同時に投げられるブルペンは、部内に20人近くいるピッチャー候補が打撃投手を務めながら目指す関門だ。プロ野球日本ハム、大洋(現DeNA)などのマウンドを踏んだ島田直也監督(53)に選ばれた4人前後のみ入ることができ、綿密な指導を受ける。 狭き門を通ったエース小林芯汰(2年)は「力みのないフォームを身に付けたい」と週3回ほど、多い日は100球近くを投球。左のサイドハンド平隼磨(しゅんと)(同)、スピンの効いた直球が自慢の斎藤一磨(同)、1年でベンチ入りメンバーに選ばれた小沢頼人も聖地での登板機会をうかがい投げ込みを続けている。【川島一輝】