JBCが亀田陣営に最後通告!
IBF世界スーパーフライ級王者の亀田大毅の統一戦が、招いた諸処の問題についてJBC(日本ボクシングコミッション)が、亀田ジムの関係者の聴聞を行うため連絡を取っていたが、亀田陣営が、いっこうに聴聞に応じる姿勢を見せないため、最後通告となる文書を送付することになった。来週21日までに亀田サイドが、JBCの聴聞に応じない場合は、JBC側がなんらかの処分を決定する。 [画像付き記事]18歳のグラビアアイドルのようなの美人ボクサーがリングへ 3日に大阪で行われた亀田大毅と、リボリオ・ソリスのWBA、IBFの世界統一戦は前日にWBA王者のソリスが計量に失敗。失格となりWBAタイトルを剥奪された。前日のルールミーティングでは、大毅が敗れた場合にはIBF王座博は空位になることが確認されていた。だが、試合後、IBFの立会人が会見を行い、「負ければ空位」の前日の方針を撤回、「負けても王座は防衛。ルールではそうなっている」と発言して前代未聞の大騒動に発展していた。 その後、試合を統括管理しているJBCが、IBF本部に経緯説明を求めるなど、今回の混乱を招いた原因調査に乗り出したが、亀田陣営は、「事前に負けても防衛ということを知っていた。その確認もしていた」と発言。また、セコンドライセンスを剥奪されている父の亀田史郎氏が、一部メディアに「総括していたJBCが悪い」などJBCを侮辱する発言を行ったことから、JBCは「一連の騒動において明らかに虚偽な発言で事実を歪曲した人物がいる。事実を確認したい」と、亀田ジム側に対して事情を聴取したい意向を伝えた。一度、メールで連絡がついたが、亀田ジムは、「事実の歪曲などしていない。中身については文書で報告する」という意向を伝えてきて徹底抗戦の構えを見せた。 しかし、JBCサイドは、文書による報告は認めず「直接会って事実を確認したい」と返答したが、その後は、音信不通。直接の聴聞に応じる気配をいっこうに見せないため、ついに強硬手段に出る姿勢を固めたものだ。