アジャ井上晴哉さん 11年の現役生活は「90点」その理由は… ラジオ初出演で激白
今季限りで現役を引退したロッテの井上晴哉さん(35)が25日、FMラジオJ―WAVEの番組「STEP ONE」の「SAISON CARD ON THE EDGE」コーナーに生出演、11年間の現役生活を「90点」と振り返った。 アジャの愛称でファンに愛された井上さんは、2014年に球団の新人で64年ぶりとなる開幕4番でデビュー。18年には24本塁打、99打点と大ブレークし、翌19年にも24本塁打を放った。ただ、今季は1軍出場がなく、夏ごろから“引退”を考えはじめたという。「若い子の成長を感じて、今の自分にそれができるか?」。自問自答する中で最終的には10月に入って引退を決意したという。 11年間の現役生活を「やり切った」としながらも自己採点は「90点」。その理由について「何もタイトルが取れなかったから。チームとして優勝してないし、個人的にも何か一つでもタイトルを取りたかった」と説明した。自らの経験を踏まえてリスナーへのメッセージを求められると「時間は平等、時の流れは止まられない。悔いのない選択をしてほしい」と“名言”も残した。 今後は球団に関わる仕事をする予定だが、「やりたいことは、いろいろある。野球しかやってこなかったから、ボクが知らない世界もいっぱいあるし」と、違うジャンルへのチャレンジにも意欲的。ラジオ出演は今回が初めてで「緊張した」と言いながらも「すごく楽しかった」と、トークの仕事にも興味を抱いた様子だった。