山陰放送

JR西日本は12日、寝台特急「サンライズ出雲」について、10月中の一部の運転を取り止めると明らかにしました。 車両が損傷し、修繕に時間を要するためだということです。 【写真を見る】寝台特急「サンライズ出雲」　車両所車庫内で点検中に廃車予定の381系車両（旧やくも）に接触→車両損傷し一部運休に　修繕には少なくとも2か月程度 JR西日本によりますと、8月29日、米子市にある後藤総合車両所の車庫内で、定期検査のため「サンライズ出雲」に使用する車両を移動させた際、隣接する線路に留置していた廃車予定の別の車両（旧やくもに使用していた381系車両）に接触。 車両の一部が損傷したということです。 この影響で車両の修繕に時間を要するため、JR西日本は、10月のサンライズ出雲について一部運休すると発表しました。 車両所内での移動のため客の乗車はなく、けがをした人などはいないということです。 運休となるのは以下の列車です。 〇下り列車（東京→出雲市方面） 10/15～20,24,26 サンライズ出雲　21:50東京発　翌10:00出雲市着 〇上り列車（出雲市→東京方面） 10/14~19,23,25 サンライズ出雲　18:57出雲市発　翌7:08東京着 なお、サンライズ瀬戸（東京⇔高松・琴平間）については通常通り運転するということです。 JR西日本によると、接触の原因は廃車予定の車両の留置場所が誤っていたためだということで、今後は確認を徹底し再発防止をはかるとしています。