「3分あれば盗めますよ」…!高級車狙いの自動車窃盗団「ぼろぼろの軽トラにも手を出す」衝撃の理由
去年に入ってから増えている高級車の窃盗。先月、ダレノガレ明美(33)が納車したばかりの車を盗まれたことは記憶に新しいのではないだろうか。 【写真】恐ろしい…高級車を盗んで逮捕された窃盗団員の衝撃素顔 ブランド品である高級車、実用的で人気のあるハイエースのようなワンボックスカーは今でも車両窃盗団に狙われやすい窃盗人気の高い車になる。最近では人気車であるアルファードが相次いで盗難されていることが問題となっている。 そんななか、軽トラが盗まれる事件が今、増えている。 高級車や人気車は需要があり、取引先を探すのが簡単。だとすればどうして軽トラが窃盗されるのか? その理由は、大きく分けて3つ挙げられる。 1つ目の理由は、圧倒的に盗みやすいことだ。 現代では、車の鍵は電子キーになっている場合が多く、素人が鍵を開けるのは難しい。電子キーを開ける場合は「CANインベーダー」等の専門の道具を用いてハッキングを行わなければならない。 しかし、軽トラでは話が変わってくる。電子キー等が搭載されている車種も少なく、昔ながらのシリンダー式が多い。このタイプの鍵を開けることは車両窃盗団にとって難しいことではないという。 車両窃盗を専門に、刑務所に服役していた安藤さん(仮名、40代後半)はこう語る。 「私からすると、軽トラに付いているような鍵は30秒もあれば開けることができます。簡単です。鍵を開けて、エンジンをかけるまで3分もいりません。盗もうと思えば簡単に盗めます」 一般人からすれば、開錠の手間がどの程度なのか不明だが、窃盗団からすれば、簡単に開錠することができるようだ。 そして、軽トラが田舎に多いことも重要となっている。高級車は駐車場でも、厳重なセキュリティで守られていることが多いが、軽トラであれば、そうしたセキュリティで守られていることが比較的に少ない。 田舎であれば、道端に鍵を掛けずに2、3日放置をしていることもざらにある。車両窃盗団からすれば、絶好の環境が自然と出来上がっている状態なのだ。