「絶対に無理だ。考えられない」大谷翔平、プレーオフの投手復帰説に猛批判が!? 米メディア「今の時代では…」
大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースは今季、多くの怪我人を抱えている。特に投手陣に負傷者が多く、仮にプレーオフへ進出しても、不安を抱えたまま戦うことになるかもしれない。そのため、大谷の投手復帰の待望論が根強く残っている。しかし、米メディア『フォックススポーツ』で解説者を務めるジョン・スモルツ氏は、可能だとしても起用すべきではないとの見解を示した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季終盤に右肘の靱帯を損傷し、手術を行なったことで今季は登板が不可能になっている。リハビリや投球練習を行なっているが、復帰は2025年になると予想されていた。しかし、最近になってドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督が「100%の確率で否定するつもりはない」と発言したことで、大谷の投手復帰を期待する声が高まっている。 同メディアのローワン・カブナー記者が「まだ可能性は低いように思えるが、もし大谷が10月に体力的に準備が整っていたら、彼をブルペンから出すシナリオは考えられるか?」と質問すると、スモルツ氏は「今の時代では、彼をそのような状況に置くことは考えられない。まさに最高のアドレナリンラッシュを求めているようなものだ。もし、彼が9月初旬にそれを経験し、慣れることができるか質問されたら、私はイエスと答えるだろう。でも、今の状況では絶対に無理だ。来年彼に支払う年俸を考えたらなおさらだ」とし、プレーオフでの復帰説に否定的な意見を述べている。
ベースボールチャンネル編集部