勝村周一朗が和田拓也とのパートナー対決を制し、SOG世界無差別級王座V2。翔太&高尾蒼馬がSOG世界タッグ王座に挑戦へ【ガンプロ】
すると高尾が登場し「ここに来たということは意味分かりますよね? 勝村さん、あなたのベルトに非常に興味あります」と言って、パートナーの翔太を呼び込んだ。高尾は「翔太がフリーになります。友達なんで応援するんですけど、しばらく(ガンプロに)上がらないと言ってるんで。自分も上がるかどうか決まってないんで。でもこの2人の持ってるベルト、ロマンス・ドーンで獲ったら上がるしかないよね?」と投げ掛けた。 SNS上でフリー転向後、当面ガンプロには上がらない意向を表明していた翔太は困惑の様子を見せながらも、意を決して「ガンバレ☆プロレスにとっても、フリーになる俺にとってもガンプロに上がらないのが新しい景色を作るし、そうなると思ったけど。確かにロマンス・ドーンでガンバレ☆プロレスのリングでやり残したことがタッグのベルトだな。フリーの俺とDDT所属の高尾がベルトを獲れば、ロマンス・ドーンはガンバレ☆プロレスにとっては外敵だな。そのベルトを流出させるという意味で、俺がこのリングに上がるのは新しい景色ではあるかもしれないな。そのタッグのタイトルマッチやりませんか?」とアピール。 勝村は「そんなに4月以降もガンプロに上がりたい? フリーは大変だもんな。ガンプロ一緒にやってきたよしみとして、その挑戦受けてやるよ。3月20日、高島平でオマエらの挑戦受けてやる。ガンプロに上がれないようにしてやるよ」と承諾し、タッグ王座戦が確実になった。
コメントブースに和田と共に現れた勝村は「ニ度とお前とはやりたくない。腕はしょうがないとしてもドラゴンスープレックスとかK’z FACTORYで習ってないんだけど。これでタッグの結束は強まった。俺たちは基本的にシングルプレイヤー。1+1は2かもしれないけど、それでもタッグ屋のアイツらに負ける気は全然しない。ロマンス・ドーン倒して(独立する)4月からタッグのベルト持って、いろんな相手と大きな海に出て戦えたらいい。これから俺たち止まらずにやっていこう」と自信たっぷり。 和田は「今日は勝村さんに負けた。でも46歳の全力は出した。足りないところは、勝村さんは“誰かのために生きていること”だと思うから、俺も先輩を見習って。タッグのベルトもまだ何もやってないから。防衛はしてるけど、プロレス界で何もやってないと思う。価値をもうちょっと高めていかないと」と自身に言い聞かせていた。 一方、翔太は「俺らがベルト獲って流出させるという形をとって、俺らが外敵としてガンバレ☆プロレスの対角に立つのが、今までできなかった新しい景色かもしれないし、KO-Dタッグは獲ったけど、ガンプロのリングではベルト獲ってない。2人でベルト獲ろう。確かにあの2人強いけど、タッグチームとしてはロマンス・ドーンのほうが一枚も二枚も三枚も上手の自信はある。必ずあのベルトいただきます」とニヤリ。高尾は「こっちでタッグベルト獲ってない。(翔太は)フリーになるけど、このベルトを獲って、上がる理由をつけて、ロマンス・ドーンをこのリングで見せられればいいんじゃない」と同意していた。
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