早くも注目? 今オフのFA有力野手(5)2024年シーズンの復活は
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、FA(フリーエージェント)移籍だ。2023年オフも、西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA権を行使した。2024年も多くの選手がFA権を取得する見込みとなっており、早くも去就が注目される選手が存在する。今回は、2024年オフにおけるFA市場の注目野手を紹介したい。
佐野恵太(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/88kg ・生年月日:1994年11月28日 ・経歴:広陵高 - 明治大 ・ドラフト:2016年ドラフト9位 2023年は4年ぶりに打率3割を逃すなど、不本意なシーズンとなった佐野恵太。2024年は復活を目指すシーズンとなる一方、国内FA権の取得が濃厚となっている。 2016年ドラフト9位で横浜DeNAベイスターズに入団。プロ3年目の2019年に代打を中心に出場機会を増やし、打率.295(規定未満)、5本塁打の好成績を残した。 翌2020年にはメジャー移籍した筒香嘉智の後釜として4番打者に抜擢。同年は打率.328、20本塁打、69打点と期待に応える活躍を見せ、首位打者に輝いた。 その後も主軸打者として打線を牽引し、2022年には最多安打(161本)のタイトルを獲得。ところが、2023年は打撃不振に陥り、141試合出場も打率.264、13本塁打、65打点と数字を落とした。 2024年で国内FA権を取得する見込みとなっているが、2023年オフは単年契約を選択。仮にFA宣言となれば、争奪戦に発展する可能性も大いに考えられる存在だ。
ベースボールチャンネル編集部