【西武】今季5度目のサヨナラ負けで延長戦14連敗のプロ野球ワースト記録
◆パ・リーグ ソフトバンク2x―1西武(27日・みずほPayPay) 10回1死一、三塁。川瀬の放った打球が前進守備の右翼手・金子侑の後方を越えていくと、増田はマウンドからゆっくりと三塁側ベンチへ歩を進めた。今季5度目のサヨナラ負け。月間4度以上のサヨナラ負けは6度を記録した2001年8月以来。延長戦の敗戦は昨年6月15日の巨人戦から14に伸びてプロ野球ワースト記録となった。 あと1本が欲しかった。3回、金子侑の左越え1号ソロで先制。加点して投手をラクにしたいところだったが、6回から8回まで得点圏に走者を進めながら適時打が出なかった。「何とか得点圏に行ければ。終盤になればなるほどもっていきたい」と松井監督。22試合終了時でチーム打率2割6厘、得点圏打率2割1厘はいずれもリーグ最下位で、ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の8差に。好機での1本が何よりのカンフル剤になる。
報知新聞社