斎藤裕がクレベルを撃破し「勝利のラーメンパーティー」開催へ意欲【RIZIN.45】
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。元RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が勝利後のラーメンパーティーの開催を目論んだ。 斎藤は同じく元フェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦する。2人の間には斎藤が王者だった2021年秋に対戦の機運が高まったのだがクレベルのケガで実現しなかったという経緯があり、今回は2年越しの対戦実現となった。 斎藤はクレベルについて「極めて勝っている選手。自分の形を持っていて脅威の一本率。勝つ試合は極めて勝ってきた。柔術+ムエタイという、そのままですね」、試合については「相手の選手がどう出るかは始まってみないと分からない。自分が先に動いていくような感じになると思う。そのなかで攻めるポイントを見つけてどんどん穴をこじ開けていくことになると思う」などと語った。 自分の勝っている部分については「スピードとか、あとは自分は苦しい状況でも試合を投げたりあきらめたりはしないので、長期戦には強いかなと思っています」。この「苦しい状況でもあきらめない」というのはクレベルにはムラがあるという認識から。「クレベル選手が形にはめて勝つというスタイルの選手なので、それがはまらなかったときの脆さはあるのかなと。それが前回の金原戦でも見受けられたので、長引けば長引くほどチャンスあるかなとみています」とクレベル攻略の糸口は見えているよう。しかし「彼の試合をずっと見ていくとこういうパターンにはめて勝つよなというのは自分には見えて感じた。からくりやロジカルに気づかないと彼が勝ってきたパターンにはまる。それにははまらないつもりではあるが当日向き合ってみてどうか。3カ月のアメリカ練習で新しい武器を手にしている可能性もあり、そこに油断はないが楽しみでもあり、不安でもある」などと警戒は崩さず。 試合後には「ラーメンパーティーしたい」という斎藤だが「まずやっているお店を探さないといけないですよね。元日からやっているお店があるのかちゃんと調べてから」とのことだった。