桜島効果?ソフトバンク・ウォーカー場外弾はオープン戦1号 古巣巨人からの一発「すごく気持ち良かった」小久保監督びっくり「すごい音」
◆オープン戦・ソフトバンク3―2巨人(12日、平和リース) 鹿児島で驚きのパワーを見せつけた。1点を追う6回2死二塁。ソフトバンクの代打ウォーカーが左翼場外まで届く逆転のオープン戦1号2ランを放った。「左翼方向への追い風に乗せようとイメージ通りの打球を打つことができた。結果を出すことができて良かった」と笑った。 ■「すごい音が鳴った」ウォーカーの場外弾【動画】 昨季まで同僚だった直江の1ストライクからの高め真っすぐを捉えた。「元チームメートの前でホームランが打てたのはすごく気持ち良かった」。試合前にはトレード移籍で離れた古巣のメンバーとの再会を喜んだ。「友達もたくさん向こうのベンチにいたし、久しぶりに会えてうれしかった」と表情を緩めた。 11日の休養日は桜島を眺め、コーヒーを片手に海辺を散歩したという。「シーズン中に調子が悪くなったら、また桜島に来ます」。記念の一発が飛び出したことで、お気に入りのパワースポットとなったようだ。 小久保監督は「すごい音が鳴った。当たればあれぐらい飛びますよね」と目を見張った。守備面での課題は残るが、持ち味の長打力を生かすため、開幕からDHでスタメン起用する方針も明かした。ウォーカーは「毎年、選手としてレベルアップしようとしているよ」と力を込めた。開幕に向けて着実に準備を進めていく。(小畑大悟)
西日本新聞社