西陣織で江戸期絵師・伊藤若冲の絵画表現 今治で27日まで展覧会(愛媛)
江戸時代の絵師・伊藤若冲の絵画を京都の伝統工芸織物・西陣織で表現した展覧会が24日、今治市旭町1丁目の河野美術館で始まった。若冲の世界観と精密な職人技が融合した掛け軸など50点が来場者を魅了している。27日まで。 若冲の代表作「鳥獣花木図屏風」や「動植綵絵(さいえ)」などを縦糸と横糸の組み合わせで色彩豊かに仕上げた。西陣織ならではの立体感や艶が、作品を際立たせている。 展示は午前10時~午後5時(27日は午後4時まで)。入場無料。
愛媛新聞社