【JR山田線】盛岡・宮古間開通90周年 盛岡駅で記念品配布 今後の利用者増加に期待 岩手
JR山田線の盛岡・宮古間が開通し、6日で90周年を迎えたことを記念して、盛岡駅で記念品などが配られました。 記念品の配布は、山田線の利用促進のために宮古市や盛岡市などが連携して活動しているワーキンググループが行いました。 6日は盛岡駅で、宮古市観光文化協会が作ったオリジナルデザインのポケットティッシュや観光パンフレットなどが利用者に配られました。 山田線の上米内駅と宮古駅の間はことし夏の大雨被害で現在も運休していて、復旧の見込みは立っていません。 宮古市企画部公共交通推進課 根市昇係長 「今残念ながら上米内・宮古間の運休が続いておりますけれど、運行が再開されましたらより多くの方に宮古にきていただいて、車窓からの景色や鉄道の旅などを楽しんでいただきたい」 10月、JRが公表した利用者が少ない県内6つの路線の昨年度収支のうち、山田線の上米内・宮古間の赤字額は17億4900万円と最も多くなっています。ワーキンググループは利用者を増やすため、今後も活動を続けていくことにしています。