センバツ21世紀枠 山田に表彰状 「推薦うれしい」 /大阪
2021年春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の21世紀枠推薦校に選ばれた府立山田高(吹田市)で30日、表彰式があり、毎日新聞大阪本社の麻生幸次郎・社会部長から野球部の尾崎紀昭主将に表彰状が手渡された。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 尾崎主将は「選ばれたことはうれしいですが、プレッシャーも感じています」と緊張した表情で話した。秋季近畿大会府予選で強豪・履正社などを破り3位になったことについて「“空気”や流れも味方してくれたと思うが、チームワークを発揮できたこと、自分たちで考えて練習してきたことがよかったと思う」と振り返った。今後は「守備も攻撃も全ての面でレベルを上げないといけない」としっかりと語った。 金子恭平監督(41)は「今の子たちの気質を見て、監督主導のトップダウンは限界があると思い、練習も試合も自主性に任せるボトムアップの方法に変えた。コロナ禍でいつまた練習ができなくなるかもしれないが、自分たちで考えて動けるようになったのではないか。(センバツ出場の)可能性がある限り、最大限の準備をしたい」と語った。 11日に近畿6府県の推薦校から候補校1校が選出され、21年1月29日の選考委員会で、全国9地区の候補校から出場する3校が選ばれる。【三角真理】