【RIZIN】復帰戦で完勝のケラモフ「鈴木千裕とクレベルの勝者と戦いたい」大みそか参戦にも意欲
■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』前日計量(17日・ポートメッセナゴヤ第1展示館) メインイベントの第12試合で摩嶋一整に1ラウンド28秒でTKO勝利した前フェザー級王者のヴガール・ケラモフが「大みそかにタイトルマッチを戦う鈴木千裕とクレベル・コイケの勝者と戦いたい」とベルト奪回に意欲を見せた。 【試合写真たっぷり】ヴガール・ケラモフ vs. 摩嶋一整 1年ぶりのRIZINで寝業師の摩嶋と対戦したケラモフは、開始早々に右フックを摩嶋の顔面にヒットさせてダウンを奪うと、一気に上からエルボーとパンチを叩き込み、30秒以内で復帰戦の勝利を飾った。 無傷で試合を終えたケラモフは「とても気分がいいです。私のためにも家族のために勝つと誓っていたので、とてもうれしいです」と安堵の表情を浮かべる。来日前にダゲスタンで激しいトレーニングを積んできたことから「コンディションがとても良かった。肉体づくりは最高にできていると感じています」と手応えを明かした。 久しぶりのRIZINの舞台となったが「まるで自分が母国のアゼルバイジャンで戦っているようなサポートをしてくださって、大変感謝しています」と感慨深けに述べ、「私の目標はただ1つ、ベルトを奪い返すことだ。大みそかの勝者と必ず対戦したい」と意欲を示した。 さらに、自身の大みそか参戦についても「オファーがあればいつでも戦う準備がある」と断言した。