戦力底上げを狙うアーセナル 今夏にアスレティック・ビルバオからウィンガー獲得か
アスレティック側は放出の考えがなさそうだが
英メディア『Daily Mail』によると、アーセナルは夏の移籍市場に向けて、アスレティック・ビルバオのウインガー、ニコ・ウィリアムズの動向を注視しているという。同メディアによると、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、ブカヨ・サカへの負担を和らげ、攻撃の選択肢を増やすため、夏にウイングを獲得することを熱望しているようだ。 ニコ・ウィリアムズは現在21歳。アスレティック・ビルバオのアカデミー出身の選手であり、同チームではここまで109試合に出場、17ゴール17アシストを記録している。2022年9月からはスペイン代表にも招集されており、現在人気急上昇中の快速ウィンガーだ。 そんなウィリアムスにはアーセナル以外にもレアル・マドリード、リヴァプール、アストン・ヴィラなどが興味を示しているようだが、同選手は昨年に新契約を結んでいるため、移籍の場合は多額の移籍金が発生と見られている。 また、アスレティック側もアカデミー出身のニコ・ウィリアムスがクラブに忠誠を誓うと信じているため、放出の考えは全く無く、現時点では移籍の実現は困難だろうと同メディアはみている。 現時点では移籍の可能性が低いニコ・ウィリアムズだが、今夏に自身が育ったクラブを離れ、更なる飛躍を遂げることはできるのだろうか。アスレティック・ビルバオが誇る若きスペイン代表の選択から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部