回生ブレーキシステム採用によって、急な下り坂での安定性を高めるという。

新しいパワートレインに注目！ 【写真を見る】進化したハイラックス!!!（25枚）

マルチテレイン セレクト システムも採用

12月4日、トヨタの欧州法人は、ピックアップトラック「ハイラックス」の2024年モデルを発表した。 新しいハイラックスの目玉はハイブリッドモデルの設定だ。2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンに、48Vのマイルドハイブリッドシステムを組みわせた。リチウムイオンバッテリーの重さはわずか7.6kgで、リヤシート下に配置された。 モーターは12kWの最高出力と、65Nmの最大トルクを発揮。過酷な作業環境に耐えられるよう設計されている。 アイドリングストップシステムも強化され、よりエンジンを長時間停止させるようになったという。従来の非電動ディーゼルパワートレインと比べ、燃料効率が最大5%向上した。 ハイラックス初の走行モードシステム「マルチテレイン セレクト システム」も搭載。Dirt、Sand、Mud、Deep Snow、Rockから選べる。 最新の運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。たとえば「プリコリジョン システム 」(PCS) により、夜間の歩行者、日中の自転車、方向転換時の交差点での対向車や歩行者をより正確に検知出来るようになったという。 インテリアでは、8インチの「トヨタ スマート コネクト システム」を設置。Apple CarPlay およびAndroid Autoの接続がワイヤレスで可能となった。またグレードに応じて、ドライバーはスマートフォンのアプリを介し車両のロック/ロック解除やエアコンの制御を簡単におこなえるという。 新しいハイラックスの日本導入時期は未定だ。