緑黄色社会 長屋晴子「わからないからこそ楽しもう!」“春からの大学生活が不安”な18歳に贈る「始まりの歌」
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。松田部長(東京ダイナマイト・松田大輔)が担当する「松田LOCKS!」(毎週水曜放送)のコーナーでは、毎月1組のアーティストが登場し、リスナーの相談にアドバイスと背中を押す1曲を届けています。 3月のマンスリーアーティストは、4人組バンド緑黄色社会の長屋晴子さん(Vo./Gt.)です。3月6日(水)の放送では、「春からの大学生活が不安」という18歳の相談に回答しました。
――リスナー(18歳)の相談
僕は今年の春から大学生になります! 楽しみにしつつも、不安もたくさんあります。そこで不安を払拭できるような曲を教えてもらいたいです!
――長屋晴子さんは、このリスナーのために「始まりの歌」を選曲
このお悩み、すごいわかるんですよね~……というのも、私もすごく億劫な性格なところがあって。何か新しいことを始めるのがすごく苦手なんですよ。知らないことって怖いじゃないですか……! 「失敗したらどうしよう……」とか、「こういうとき、どうしていいかわからない……」ということで頭がいっぱいになっちゃって。そういう思いをするくらいだったら、今のままのほうがいいんじゃないか、って思ってしまうことがたくさんあったんですよ。 でも、「そんな自分が嫌だな」、「変えたいな」っていう自分もいて、モヤモヤする日々があったんですけど。そんなときに作ったのが、「始まりの歌」という曲です。 たしかに、知らないことに不安を覚えるって、絶対に当たり前なんですよ。(相談者だけでなく)ほかの子たちもみんなそうだと思うんですよね。でも、考え方を変えてみたら、まだ知らないことだからこそ面白いことが待っているかもしれない……! 知らないことだから不安になっちゃうこともわかるんだけど、だからこそ楽しめることがたくさんあるんじゃないかなって思うんです。 実際に私もね、高校に行くときとか大学に行くときに、知らないから緊張したりもしたけど……新しい出会いがあったり、今までできなかった経験ができたりしました。もちろんつらいこともあるかもしれないけど、知らないからこそ楽しめたこともたくさんあったので! 不安に思うこと自体は間違いじゃないから、そのまま抱えつつも「わからないからこそ楽しもう!」っていう気持ちでいたら、きっと楽しいことがどんどん増えていくんじゃないかなと思います。新生活楽しんでください。 ◇ 今回の選曲「始まりの歌」は、2017年リリースのミニアルバム『ADORE』、2018年リリースのアルバム『緑黄色社会』に収録されています。