ライアン・ゴズリング、スタントパーソンとレッドカーペットに登場 びっくりパフォーマンスを披露
新作映画『フォールガイ』が間もなくアメリカで公開されるライアン・ゴズリング。ロサンゼルスプレミアに出席した。
この映画でライアンが演じているのはハリウッドのスタントパーソン、コルト。ケガのせいで第一線から退いていたが、元恋人で映画監督のジョディ（エミリー・ブラント）が監督する映画に参加することに。ジョディと復縁したいコルトは彼女を感心させようと危険なスタントに奮闘し始める。そんな中、過去に彼を雇っていたスター俳優のトム（アーロン・テイラー＝ジョンソン）が失踪してしまう。彼を探す羽目になったコルトはスタント以上に危険な事件に巻き込まれることに。
ライアンはプレミアにこの作品で自分のスタントを務めてくれたスタントパーソン、ベン・ジェンキンとローガン・ホラデーと一緒に登場。同じスーツを着てレッドカーペットに並んだ。3人でカメラに向かって笑顔を見せていたが、スタッフがカウントダウンするとスタントパーソン2人が吹っ飛ばれたように背後に！ ファサードを突き破るというスタントを披露した。笑顔でレッドカーペットに戻ってきた2人をライアンはハグで称えていた。
さらにライアンはレポーターに「スタントパーソンは陰のヒーローだ。彼らは映画のセットで誰よりも危険を冒している。僕らのために文字通り命をかけてくれる」とコメント。「彼らは私たちのために、そして観客のためにクレイジーなことをしてくれる。だから彼らに光を当てたストーリーを見せ、彼らのやっていることをみんなに知ってもらうのはとてもクールなことだったよ」。
映画『バービー』ではマーゴット・ロビーやグレタ・ガーウィグら女性の映画人を徹底的にサポートする姿を見せて世界中の女性をときめかせたライアン。普段は注目されないスタントパーソンをレッドカーペットで引き立て、この作品の持つ意味を語るあたりさすが。改めて株が上がりそう。
