広島MF野津田岳人がタイ1部へ完全移籍「まだまだやれる自信があり…」「クラブには本当に感謝」
サンフレッチェ広島は20日、MF野津田岳人(30)がパトゥム・ユナイテッド(タイ1部)に完全移籍することが決定したと発表した。 【写真】バラエティ出演の中田英寿氏に反響「ちょいワルおやじになってる」「大仁田厚みたい」 広島アカデミー出身の野津田は2012年に森保一監督(現日本代表)の下、高校3年生でトップチームデビュー。2013年から正式にトップチームへ昇格した。その後、2016年にアルビレックス新潟、2017年に清水エスパルス、2017年8月から2018年までベガルタ仙台、2021年にヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍。2022年から広島へ復帰し、今季はここまでJ1リーグ戦4試合、ルヴァンカップ2試合、天皇杯1試合に出場していた。 広島では2連覇を含む3度のJ1優勝、2022年のルヴァン杯制覇などを経験。各年代の日本代表に名を連ね、2022年にはA代表デビューを果たしている。 パトゥム・ユナイテッドを率いるのは、2016年リオデジャネイロオリンピックでU-23日本代表を指揮した手倉森誠監督。野津田は各年代の日本代表に名を連ね、同大会にはバックアップメンバーとして帯同した。 初の海外移籍となる野津田はクラブ公式サイトを通じ、「僕は幼い頃からサンフレッチェ広島というクラブに憧れ、そしてここまで育ててもらいました。このクラブは僕にとってのサッカー人生そのものです」と感謝。「ただ自分自身、まだまだやれる自信があり、選手である以上試合に出てプレーをしたいという思いがありました。そして広島から他のJリーグのクラブに行くのではなく、今までとは違った国、環境で新たに挑戦し、プレーヤーとしても人間としても成長したいという思いでこの決断をしました。この決断を受け入れてくれたクラブには本当に感謝しかありません」と経緯を説明している。 そしてファン・サポーターに向けて「今まで本当にたくさんの応援をありがとうございました。広島のファン・サポーターの元でプレーできたことは僕の誇りです。どんな時もサポート、応援していただきありがとうございました」と惜別のメッセージを送り、「サンフレッチェ広島がエディオンピースウイング広島で数多くのタイトルを獲得できることを心より願っています」と述べた。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●MF野津田岳人 (のつだ・がくと) ■生年月日 1994年6月6日(30歳) ■出身地 広島県 ■身長/体重 177cm/71kg ■血液型 A型 ■経歴 広島Jrユース-広島ユース-広島-新潟-広島-清水-広島-仙台-広島-仙台-広島-甲府-広島 ■出場歴 J1リーグ:210試合20得点 J2リーグ:41試合2得点 カップ戦:36試合4得点 天皇杯:25試合5得点 ■コメント 「このたび、タイのBGパトゥム・ユナイテッドFCへ完全移籍することになりました。 僕は幼い頃からサンフレッチェ広島というクラブに憧れ、そしてここまで育ててもらいました。 このクラブは僕にとってのサッカー人生そのものです。 そんなクラブで今までプレーさせてもらえて本当に夢のような時間でした。 ここまで、多くの偉大な先輩達、そして可愛い後輩達といった最高のチームメートやスタッフの方達と一緒にプレーできた事、たくさんのタイトルを取れた事、そしていろいろな方の想いが詰まって完成した最高のスタジアムでプレーできた事は忘れません。 ただ自分自身、まだまだやれる自信があり、選手である以上試合に出てプレーをしたいという思いがありました。 そして広島から他のJリーグのクラブに行くのではなく、今までとは違った国、環境で新たに挑戦し、プレーヤーとしても人間としても成長したいという思いでこの決断をしました。 この決断を受け入れてくれたクラブには本当に感謝しかありません。 ファン・サポーターの皆さん、今まで本当にたくさんの応援をありがとうございました。 広島のファン・サポーターの元でプレーできたことは僕の誇りです。 どんな時もサポート、応援していただきありがとうございました。 広島の誇りを胸に新たな環境で輝けるように頑張ってきます。 今まで本当にありがとうございました。 サンフレッチェ広島がエディオンピースウイング広島で数多くのタイトルを獲得できることを心より願っています。」