阪神の開幕スタメンは? 先発メンバーを徹底予想!
3月29日に開幕を迎える2024年シーズンのプロ野球。各球団で熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、スターティングメンバ―の陣容も見えてきている。ここでは、12球団の開幕スタメンを予想していきたい。今回は、セントラル・リーグの阪神タイガース編。 【写真】プロ野球、12球団の開幕スタメン予想一覧
投手:青柳晃洋
開幕投手は、2年連続で青柳晃洋が務めることが決まった。2023年は苦しいシーズンとなっただけに、2024年は幸先の良いスタートを切りたいところだ。 最有力候補と目されていた村上頌樹は、開幕2カード目の頭を任される見込み。西勇輝、才木浩人、伊藤将司、大竹耕太郎の開幕ローテーション入りが濃厚と見られる。 しかし大竹は、今年1月に左肩のガングリオン切除手術を敢行。やや状態が不安視されており、期待の高卒2年目・門別啓人が、虎視眈々とローテ入りを狙っている。
捕手:坂本誠志郎
開幕マスクは、坂本誠志郎がほぼ確実。昨季はシーズン後半から正捕手を担い、初のゴールデングラブ賞に輝いた。 オープン戦ではバットでも結果を残しており、今季は攻守でキャリアハイを狙いたい。 一方、昨季の開幕マスクを被った梅野隆太郎は、右肩の肉離れによって出遅れている。不透明な状況だが、開幕に間に合えば、梅野がマスクを被る可能性も残されている。
内野手
一塁手:大山悠輔 二塁手:中野拓夢 三塁手:佐藤輝明 遊撃手:木浪聖也 内野手では、一塁の大山悠輔、二塁の中野拓夢、三塁の佐藤輝明は当確だろう。3選手ともに打線でも重要な役割を担い、不動のレギュラーと言える存在だ。 遊撃のポジションは、昨季ベストナイン受賞の木浪聖也が有力か。小幡竜平の台頭も期待されたが、オープン戦では思うようなアピールができず。開幕スタメンの座は木浪に譲ることになりそうだ。 その他にも糸原健斗、原口文仁らの中堅選手に加え、成長著しい高寺望夢などが開幕一軍をかけて争っている。
外野手
左翼手:前川右京 中堅手:近本光司 右翼手:森下翔太 外野手は、上記の3人をスタメン予想した。 まず、中堅の近本光司は確実と言えるだろう。打線においてもリードオフマを担うなど、攻守に外せない存在だ。 両翼は熾烈な争いとなりそうだが、右翼は前年の実績から森下翔太が一歩リードか。ルーキーイヤーの昨季はシーズン後半から3番打者に定着し、10本塁打を放った。今季は“2年目のジンクス”を感じさせない活躍が期待される。 最も混迷を極める左翼は、前川右京とシェルドン・ノイジーの一騎打ちと見られるが、ここでは前川のスタメン抜擢を予想。 首脳陣からの評価も急上昇中であるとともに、開幕戦の相手・読売ジャイアンツの開幕投手が右腕の戸郷翔征(巨人)で決定していることから、前川のスタメン起用を選択した。 一方、ノイジーは持ち前の強肩を武器とした守備面では一歩リード。スタメン定着には、打撃で猛アピールを見せたいところだ。 その他にも打撃好調のヨハン・ミエセス、若手の井上広大、野口恭佑らも候補となりそうだ。
阪神の開幕オーダー(打順)予想
1番(中)近本光司 2番(二)中野拓夢 3番(右)森下翔太 4番(一)大山悠輔 5番(三)佐藤輝明 6番(左)前川右京 7番(捕)坂本誠志郎 8番(遊)木浪聖也 9番(投)青柳晃洋 開幕オーダーは、昨季のスタイルを踏襲した。今季も1番・近本、2番・中野、4番・大山は不動となるだろう。 脇を固める3番には森下、5番には佐藤を起用。下位打線は前川、坂本、木浪の順に置いた。 阪神の開幕戦は、3月29日。敵地・東京ドームで読売ジャイアンツと対戦する。
ベースボールチャンネル編集部