ドラマ第3弾に臨む大地真央㊧と松本まりか

　女優大地真央が、来年1月4日スタートのフジテレビ系ドラマ「最高のオバハン中島ハルコ～マダム・イン・ちょこっとだけバンコク～」（土曜午後11時40分、東海テレビ制作）で主演を務めることが13日、分かった。2021年に第1弾、22年に第2弾が放送された人気シリーズの最新作。大地演じる主人公のスーパーマダムが日本を飛び出し、今度はアジアで大暴れする。

今野浩喜

　作家・林真理子さんの人気小説「最高のオバハン」シリーズ（文春文庫）が原作。名古屋出身の美容外科医で、超絶セレブなのにドケチで毒舌の中島ハルコ（大地）が、世の庶民の悩みをばっさばっさ斬り倒していく痛快エンタメ。第1弾は愛知、第2弾は岐阜を舞台に物語が展開したが、今作では日本だけでなくタイ、カンボジアにもハルコの活躍の場が広がる。 　最新作に大地は「シリーズ第3弾のオファーを受けて、正直とてもうれしかったです。来たかという感じで、『やった！』と思いました」と喜んだ。今月下旬から約1カ月間、タイのバンコクやカンボジアでロケも行い、大地にはタイ語のセリフもあるようで「今回のハルコさんの今までと異なるところは、タイ語を話すところでしょうか（笑）。今、タイ語を覚えるのに苦労していますが、新たな挑戦でもあり、勉強中です」と明かす。ドラマは両国のみならず台湾での放送・配信も決定した。 　大地はハルコについて「これまでは〝美のスーパードクター〟ということでしたが、今回は〝美と愛のスーパードクター〟というふうに『愛』が増えていますので、愛にあふれた忖度（そんたく）なしの斬り方に注目していただければと思います」とPRしている。 　ハルコに翻弄（ほんろう）されるグルメ雑誌の編集者兼ライター・菊池いづみ役の松本まりかも〝続投〟。松本は「カンボジアは10代のころからいつか訪れたい場所でした。タイはタイ料理のメニューに書かれているタイ語を見れば、どんな料理かだいたいわかるくらいにタイフリークです（笑）。そしてタイは映像業界もとても盛り上がっている国。言葉の壁を超えて芝居でつながれること、また独自の撮影文化など、どんな世界を見れるのだろうと興味が尽きません」と語っている。 ◇「アイフル」CMコンビで待望の共演シーンも 　ほかにシリーズでおなじみのハルコクリニックの事務長・大谷将役の合田雅吏、ハルコの秘書・若杉慎之介役の蕨野友也、いずみの上司の編集長・尾石初郎役の今野浩喜も出演。 　大地と今野といえば「アイフル」のCMでのコミカルなやりとりで知られているが、ドラマの第1弾、第2弾では共演シーンがなかった。今作では待望の共演が実現するといい、注目のシーンとなりそうだ。