C大阪 セットプレーの2失点が響き今季初黒星 約1カ月ぶり出場の香川「いつかは負ける」
◇明治安田生命J1リーグ 第9節 C大阪1ー2名古屋（2024年4月21日 豊田ス） 前節首位のC大阪は今季初黒星を喫し、2位に後退した。MF香川真司（35）が後半17分から途中出場。リーグ戦では3月16日の鳥栖戦以来、約1カ月ぶりに戦列復帰したが、同37分に名古屋のFW永井謙佑（35）に決勝ゴールをたたき込まれた。 C大阪は9試合目で初黒星を喫し、首位から2位に後退した。3トップに球を集めてシュート10本とゴールに迫ったが、決定力を欠いた。 今季初めて先制を許したわずか2分後、FWフェルナンデスが相手のミスを見逃さずボールをカット。オウンゴールを誘発して一時は追いつく意地を見せたが、2失点はいずれも警戒していたセットプレーからだった。 敵地の名古屋戦は最近7試合で勝ちがなく、これで6連敗。小菊監督は「独特な雰囲気を感じるスタジアム」と、けげんそうに話した。それでも後半17分から途中出場したMF香川は「いつかは負ける。長いリーグを戦う上ではポジティブに受け止める必要がある」と前を向いた。
