それでも米国に向う南米移民 大統領選挙まで3週間を切る
タパチュラ、メキシコ、10月21日 (AP) ― 移民問題が重要な争点となっている米大統領選挙投票日まで3週間を切った10月20日、米国境を目指す約2000人のベネズエラからの移民希望者が、中米グアテマラと国境を接するメキシコ南部の町タパチュラを出発した。 新たな外国人の流入によるメキシコ南部での雇用不足と、米国での亡命手続きの遅れが動機となって、このひと月でより多くの移民グループがメキシコを出している。 10月初旬には800人のグループや600人のグループが、メキシコ北部と米国を目指してメキシコ南部のチアパス州を出発した。 活動家によると、現在約4万人の移民希望者がメキシコ南部で足止めされているという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)