チョコの王将駒で将棋のまちPR…大阪・高槻
「将棋のまち高槻」をPRしようと、大阪府高槻市内に工場がある製菓大手「明治」(本社・東京)がチョコレートで王将の駒を制作した。関西将棋会館が来月、市に移転するのを前に5日、市役所でお披露目された。
市と同社の連携協定に基づく取り組みで、駒の大きさは高さ30センチ、幅27センチ、重さ3キロ。今年で市制施行「81」年を迎えたことと、将棋盤のマス目の数「81」にかけて、同社の人気商品「チョコレート効果カカオ72%パウチ」81袋分のチョコレートを使用した。 駒がケースから出されると、部屋に甘い香りが広がった。浜田剛史市長は「高槻市にとって非常に強い『持ち駒』になる」などと出来栄えに感激していた。今後、市主催のイベントなどで一般公開される予定。
つるの剛士さんが魅力紹介
関西将棋会館の移転に合わせ、高槻市は「将棋のまち高槻」PR大使のタレント・つるの剛士さんと、室田伊緒女流三段が市の魅力を伝える動画を公開した。ユーチューブの「BOTTOたかつきチャンネル」で視聴できる。 2人が、八大タイトルで最も伝統ある「名人戦」が開催された「高槻城公園芸術文化劇場」や、高槻城跡から発掘された江戸時代の将棋駒を展示する「しろあと歴史館」などを巡り、市と将棋の関わりを紹介。地元のスイーツをかけた将棋対決に臨むなど、ユーモアに富んだ内容となっている。