ももクロ百田夏菜子が演歌界のスター・坂本冬美と対談 「今の夏菜子ちゃん、すごく素敵だと思う。レディーですよね」
ももクロのリーダー・百田夏菜子さんがホストとなり、月替わりのゲストとトークを繰り広げる対談連載。今号から新たにお迎えするのは、演歌歌手の坂本冬美さんです。19歳でデビューして以来、スター街道を歩み続けている坂本さん。紅白歌合戦に35回(!)も出場しているこのレジェンドを、百田さんは「冬美ちゃん」と呼んでいるそうです。 AERA2024年11月11日号より。 【写真】「百田夏菜子さんと演歌界のスター・坂本冬美さんのツーショット」はこちら * * * 百田:よろしくお願いします! 冬美ちゃんと出会ってから10年以上経ちますけど、一対一でお話しさせていただくのは初めてなので、すごく楽しみです。 坂本:私も楽しみにしてました。ももクロちゃんの西武ドームのコンサートで一緒に歌ったのが最初だったかな? 百田:その4カ月前、2012年の紅白歌合戦のリハーサルでご挨拶させていただいたのが初対面です。冬美ちゃんと藤あや子さんが私たちと前後の並びで、その時に「こののど飴がすごくいいから」って。 坂本:そうだ、飴ちゃんだ(笑)。 百田:赤いジップの飴ちゃんを教えてくださった。「これをこうやってトンカチで砕いて、口の中に仕込んでおくといいわよ」って。当時はのどのケアの仕方もわからなかったし、歌った分だけかれちゃう感じだったので、すごくありがたかったです。今でもトンカチで砕いてます。 坂本:私も最初はトンカチだったのよ。 百田:今は違うんですか? 坂本:サプリとかを割るための器具が売ってるの。それで砕くと簡単。 百田:えーーっ!? 坂本:あっ、それ言ってなかったね(笑)。 百田:あの飴ちゃんって昔からあるんですか? 坂本:うん。私はあや子さんから教えてもらったの。あや子さんは本番前になったら飴を出すんですけど、私はいつも上の歯茎の右奥に忍ばせて歌ってます。ここの隙間にちょうどうまくはまるんですよ。 百田:へ~! 坂本:あの飴は元々、由紀さおりさんや森山良子さんが愛用していてね。だから間違いない飴なの。私とあや子さんだけではちょっと怪しいんですけど(笑)。 百田:そんなことないです(笑)。