国内事情にも適応しやすいコンパクトボディ「BMW X2」【最新輸入SUV 車種別解説 BMW X2】
街中で扱いやすいサイズ感 足元広く後席居住性も十二分
BMWブランドで唯一のFFベース・プラットフォームを採用した一台で、SUVとしてはX1に続く2作目となるX2。数字が偶数の場合はクーペスタイルとなるが、X4やX6に比べるとクーペ感が強くないのはコンパクトなボディと後席居住性を両立させた結果だ。 【写真】BMW X2の詳細を見る
エクステリア
X1よりもボディサイズはコンパクトで、全長は80mm短く、全幅は5mm狭く、全高は65mm低い。都市部で取り回しやす上に、日本の立体駐車場が使える全高1535mmというのがポイントであり、X1との違いでもある。
インストルメントパネル
若者向けを意識しており、乗り味はかなりスポーティ。MINIで言われるゴーカートフィーリングよろしく、ステアリング操作に対してシャープに反応し、あまりロールを感じさせないのが特徴。BMWらしいスポーティさがあるのはいいのだが、乗り心地はそれ相応に硬めではある。初期モデルなどはその傾向が強かったが、年を追うごとにカドがとれてきた印象があり、最新の19インチタイヤ装着車ならばおおむね快適だ。
居住性
ガソリン車の「M35i」とディーゼルの「xDrive20d」が用意され、前者の方がパワフルでスポーティではあるが、後者でも駆け抜ける歓びは十分にある。むしろディーゼルでこんなに活発に走れることに驚くほどだ。
うれしい装備
月間販売台数 NO DATA 現行型発表 18年4月(一部改良 21年4月) WLTCモード燃費 14.5 km/l ※「xDrive20d M Sport X」
ラゲッジルーム
スポーツサスペンシンも装備されているのでハンドリングもいい。「M35i」が真価を発揮するのはMスポーツディファレンシャルが効果を発揮するほど攻めこんだときだ。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.153「2024国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/153/
MotorFan編集部