災害時に命を守る行動を…小学生が身の回りの危険性を学ぶ授業「家族の情報共有を」(鳥取)
山陰中央テレビ
梅雨の大雨の伴う災害への備えが必要とされる中、子どもたちにも水害や土砂災害について理解を深めてもらおうと、鳥取市の小学校で防災教室が開かれました。 防災教室が開かれたのは鳥取市の賀露小学校で、県の職員が4年生の教室を訪れました。そして大雨の時、賀露小学校の周辺が実際にどんな状態になるのか、ハザードマップなどを使って解説しました。 県職員: 1000年に1回の大雨が降ると想定だと2.6mの深さまで浸かる。校舎の玄関のドアの高さよりもちょっと上まで浸かる。 また土石流の被害をジオラマ模型を使ってシミュレーション。児童たちは、砂防ダムを作ることで被害を小さくできることを学びました。そして避難する場所やタイミングなどについても教わりました。 児童: 「土石流は、時速20~40キロの速さで流れてくることがわかった」 「高い所に避難することがわかった」 「逃げられなかったら怖いと思った。(避難について)家に帰ってからお母さんと相談したらいいと思った」 鳥取県県土整備部・林照悟さん: 「子供の頃に防災情報とかハザードマップについて一回学ぶと、大人になっても覚えていると思うので、いざという時避難できるような行動とってもらえるようになったらうれしい」 県では、児童の家族全員で避難場所や持ち物などを確認してもらえればとしています。
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