「多くの人が僕に求めているのは北朝鮮代表批判」鄭大世が語る解説業の“怖さ” 「ネガティブな話に対して反応が起きる」
「エゴサをしまくって陶酔」
日本がW杯アジア2次予選で北朝鮮に1-0と勝った試合、地上波で北澤豪氏、槙野智章氏とともに解説を担当した鄭大世氏の“両国にリスペクトが感じられるスタンス”が好評だった。 【動画】鄭大世が語る「先入観の怖さ」 例えば「ニュートラルな解説が良かった」と視聴者からの称賛の声に対し、鄭大世氏は「嬉しかったですね。エゴサをしまくって陶酔していました(笑)」と素直に喜んでいた。 そんな鄭大世氏は解説業の“怖さ”を次のように話している。 「ネガティブな話に対して反応が起きるんです。僕が何か批判したり、ちょっと上から目線で言うと、それへのリアクションが来るわけで。だから、そこは気を付けるように心掛けています。 「代表批判は絶対にしません。おそらく多くの人が僕に求めているのは北朝鮮代表批判なんですよ。ラフプレーがあった時に鄭大世は何を言うんだみたいな。でも、僕はどっちに対してもネガティブなことは言いません。無難な答になりながらも戦術的なところも伝えれば良い反応があるだろうという心構えで臨んでいます」 ネガティブを排除した解説は、今後も鄭大世氏のスタイルとして決してブレない。 構成●サッカーダイジェストTV編集部