沖縄・宜野湾市長選に市議出馬へ 9月、辺野古反対派が擁立
米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長死去に伴う市長選(9月8日投開票)を巡り、普天間の名護市辺野古移設に反対する勢力「オール沖縄」は5日、市内で会合を開き、市議の桃原功氏(65)の擁立を決めた。桃原氏は「短期決戦だが、しっかり戦っていきたい」と決意を表明した。 市長選では、保守系議員らでつくる候補者選考委員会は元市長の佐喜真淳氏(59)に立候補を要請。佐喜真氏は出馬の意向を示している。 桃原氏は現在8期目。1996年の日米の普天間返還合意を踏まえ「28年以上も放置されているのは、あってはならないことだ。辺野古の基地建設を待っていては、普天間の返還はない」と強調した。