オールブラックスの遠征スコッドから3名が離脱。「XV」から2名が昇格、7名の日本行きメンバーも決定。
10月26日の「リポビタンDチャレンジカップ2024」日本代表戦とその後のヨーロッパでの各国とのテストマッチに臨むニュージーランド代表“オールブラックス”の遠征スコッドからFL/NO8のイーサン・ブラッカダー、ルーク・ジェイコブソン、ダルトン・パパリィイの3名が離脱する。 バックアップとして、「オールブラックスXV」に選出されていたFL/NO8ピーター・ラカイとLOジョシュ・ロードがスコッドに加わることが10月16日に発表された。 イーサン・ブラッカダーはふくらはぎ、ルーク・ジェイコブソンは手の親指の骨折、ダルトン・パパリィイはハムストリング上部の負傷によりスコッドを離れる。 21歳のピーター・ラカイはテストマッチ出場歴はないが、U20代表のバイスキャプテンを務めていた有望株だ。23歳のジョシュ・ロードは6キャップを持ち、今年のザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)ではアルゼンチン戦の2試合に出場していた。 スコット・ロバートソンHCは3名の離脱を「大変残念」としながら、「他の選手にとってはチャンスとなる。ジョシュの復帰とピーター・ラカイがオールブラックスのジャージーを着るチャンスを得られるのが楽しみだ」と語っている。 また別動隊としてヨーロッパに遠征するセカンドチーム「オールブラックスXV」のスコッドから日本に遠征しオールブラックス本隊に一時的に加わる7名も発表された。 32歳でオールブラックス22キャップのPRジョージ・バウアー、オランダ出身の21歳であるLOファビアン・ホランド、TRCオーストラリア戦で初キャップを獲得したSOハリー・プラマーらは日本でのオールブラックスのトレーニングに加わり、日本戦に出場する可能性もある。 7名は日本戦終了後「XV」に戻るが、オールブラックスから離脱した3名の回復状況によっては1名が「昇格」し、チームに留まる。