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ニッキー・ミナージュがオランダのアムステルダムで逮捕されていたことが明らかになった。容疑は薬物を違法に国外に持ち出そうとしたこと。現地時間5月25日（土）にオランダの警察が声明を発表、釈放したことを明らかにした。「本日午後、スキポール空港でソフトドラッグ輸出の容疑で逮捕した41歳のアメリカ人女性を釈放した。検察庁と協議した結果、容疑者は罰金を科せられ、旅を続行できるようになった」とコメントしている。 【写真】ニッキー・ミナージュの超ド派手＆大胆ファッション30連発

逮捕されたとき、ニッキーはツアー「Pink Friday 2 World Tour」の公演のためにアムステルダムからイギリスのマンチェスターに移動するところだった。ニッキーは逮捕の様子をインスタグラムのライブで配信。空港とみられる場所で警官から「薬物の所持で逮捕する」と言われ、警察署に行く車に乗るように指示されているところを撮影していた。

ニッキーは警官に容疑を否定、警官たちに車がどこに行くのか尋ねている。彼女は何度か今すぐ弁護士を呼ぶよう求めているが聞き入れてもらえない。車に乗ることを拒んでいたものの、結局指示に従い車の中へ。そこで映像は終わっている。

また別のビデオには、別の薬物を運んでいる疑いがあるとして彼女の荷物を検査すると言っている警察関係者が写っている。ちなみにニッキーはSNSでこのとき彼女のボディガードがマリファナを持っていたこと、そのマリファナがアムステルダムでは合法なものだと明らかにしている。

ニッキーは数時間後に釈放され、イギリスに移動したがその日の公演は延期した。ニッキーはSNSでファンに謝罪しつつ「今日、私のために祈ってくれたみんな、ありがとう」と感謝している。また警官に止めるように言われても逮捕の様子を撮影していたことから「すごくたくさんの証拠映像がある」と指摘、不当な逮捕であると示唆している。また同意なく荷物を検査されたことも明らかにしている。

彼女は今回の逮捕劇が最近クビにしたツアーマネージャーの陰謀だと主張している。「彼らは大金をもらって私のツアーを妨害しようとしている。彼らは私の旅費やジェット機からお金を盗んだところを見つかってクビになったんだ」「私の飛行機に3万ドルから5万ドルを上乗せしてそれを着服していたことが何年も前からわかっていた。最近同じことをしていたツアーマネージャーをクビにした。彼らの目的は私を公演に遅刻させて4万ドルを手にいれることだ」とツイートしている。