その“真意”は…プロ野球選手会未加入の選手(6)42歳の大ベテランも
2023年オフ、佐々木朗希(ロッテ)がプロ野球選手会から脱退していたことが報道され、大きな話題を集めた。しかしながら、佐々木朗だけでなく、メジャーリーグから復帰した選手を中心に選手会に加入していない現役選手は一定数存在する。ここでは、選手会に未加入の現役選手を紹介したい。
青木宣親(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:175cm/80kg ・生年月日:1982年1月5日 ・経歴:日向高 - 早稲田大 ・ドラフト:2003年ドラフト4巡目 ポスティングシステムを行使して海を渡り、6年間メジャーリーグの一線でプレーした青木宣親。2018年にNPBへ復帰し、現在は球界最年長野手となっている。 2003年ドラフト4巡目でヤクルトスワローズに入団すると、プロ2年目の2005年に大ブレイク。同年は打率.344、202安打、3本塁打、28打点、29盗塁の好成績を残し、首位打者、最多安打に加えて新人王に輝いた。 2010年には打率.358、209安打、14本塁打、63打点、19盗塁と圧巻の成績をマーク。首位打者3回、最多安打2回など多くの実績を引っ提げ、2012年からメジャーへ挑戦した。 メジャー初年度には151試合出場、打率.288、10本塁打、50打点、30盗塁の好成績を記録。その後は複数球団を渡り歩きながらも、安定した数字を残し続けた。 2018年に古巣・ヤクルトに戻り、復帰初年度から打率3割をクリア。近年はスタメン出場の機会こそ減ってきているが、打撃技術は健在だ。 2024年シーズンで42歳を迎える青木だが、昨季リーグ5位に沈んだチーム再建には、いまだ不可欠な存在となっている。
ベースボールチャンネル編集部