『セクシー田中さん』出演の高橋メアリージュン、芦原さん追悼 原作漫画への思いもつづる
2023年10月期に放送されたドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなったことを受け31日、同作に出演していた女優・高橋メアリージュンが自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、追悼した。 【写真】『セクシー田中さん』でMiki先生を演じた高橋メアリージュン 芦原さんは今月27日、自身のエックス上で、「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯について長文を投稿。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の作品に込めた思いや、ドラマ制作前に提示していたとする条件、その後の局側とのやりとりなどを長文でつづっていた。 しかしその後、28日までに該当の投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記していた。同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなっていた。本作で高橋は、田中さん(木南晴夏)と朱里(生見愛瑠)が通うベリーダンススクールのインストラクター・Miki先生を演じていた。 31日、高橋は芦原さんによる原作漫画の一コマを掲載しつつ、「ショックがあまりに大きく、時間を置いた今も何と言っていいかわかりません」と切り出し、「最期の彼女の気持ちは彼女にしかわからないですが、こんな事一度として起こってほしくなかった」と心境を吐露。「newsと彼女のSNSの情報しか知らないですが彼女の尊厳と居場所はどんな理由があっても守られるべきでした」と胸の内を明かした。 原作の漫画が「大好きでした」という高橋は「落ち込んでる時に読んで励まされて背筋が伸びました」と感謝を伝え「たくさんの方の心に寄り添って下さった先生の心と体がどうか今は安らかでありますように」と故人を追悼している。 【高橋メアリージュンコメント全文】 ショックがあまりに大きく、時間を置いた今も 何と言っていいかわかりません。 「残念」「悔しい」「悲しい」という言葉では足りません 最期の彼女の気持ちは彼女にしかわからないですが、 こんな事一度として起こってほしくなかった newsと彼女のSNSの情報しか知らないですが 彼女の尊厳と居場所はどんな理由があっても守られるべきでした 芦原先生の「セクシー田中さん」が大好きでした。 落ち込んでる時に読んで励まされて背筋が伸びました。 本当にありがとうございました。 たくさんの方の心に寄り添って下さった先生の心と体が どうか今は安らかでありますように。 【電話相談窓口】 「#いのちSOS」0120-061-338 「よりそいホットライン」0120-279-338 「いのちの電話」0120-783-556、0570-783-556 「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556 「チャイルドライン」0120-99-7777 「子供のSOSの相談窓口」0120-0-78310