WRCラリージャパン2023、4日間で延べ53万6800人動員。沿道応援で40万人近くが世界最高峰のラリーカーを目撃
豊田スタジアムを中心に愛知県と岐阜県をまたぎ開催された世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン。大会事務局は、11月16日(木)から11月19日(日)の4日間のイベントで、有料観客席来場者、イベント会場、沿道応援で延べ53万6800人を集めたと発表した。 【ギャラリー】世界最速のラリーカーが日本を駆けた! WRCラリージャパン2023 昨年12年ぶりに開催されたWRCラリージャパン。主催者が愛知県豊田市に移って執り行なわれた今年の大会ではより良い観戦機会を設けるべく、豊田スタジアムのピッチを舗装して特別コースを作成し、2台が同時に走るスーパーSSを実施した。 トヨタ肝いりのイベントであること、勝田貴元を筆頭とする日本人ドライバーの存在も味方して、昨年以上の注目を集めることができたようだ。 豊田スタジアムでのスーパーSSはDAY1からDAY3にかけて3回開催。4日間それぞれの観客動員数は、DAY1の16日(木)で1万6100人、DAY2の17日(金)で1万6500人、DAY3の18日(土)で2万8000人、19日(日)が7000人となった。土曜日が最も多くの観客を集めたのには、休日を取りやすいことが関係しているだろう。4日間合計の来場者数は延べ6万7600人。12年ぶりの開催ということで“特需”となった昨年の5万8931人から8000人以上のプラスとなった。 シェイクダウンが行なわれた鞍ヶ池公園には1800人、伊勢神トンネルSSには600人、稲武ダムSSには900人、設楽町SSには300人(SS4はキャンセル)、額田の森SSには1200人、三河湖SSには2100人、岡崎スーパーSSには8900人、新城市SSには1200人、旭高原SSには1100人、恵那市SSには4500人、根の上高原SSには100人が訪れた。 これら全ての有料観客席来場者の合計は、延べ9万300人となった。 また豊田市駅前を始めとする会場で行なわれたラリージャパンのイベントには4日間を通して延べ5万8600人が来場。リエゾンでの沿道から4日間で延べ38万8000人が声援を送ったという。
滑川 寛