「使用が多くなる12月が一番増えている」ストーブなど暖房器具の火災 予防の注意点
寒くなってくると暖房器具を使い始める人もいると思いますが、注意しなければいけないのが「火事」です。 ストーブなどによる火災の注意点とは。 【写真を見る】「使用が多くなる12月が一番増えている」ストーブなど暖房器具の火災 予防の注意点 山梨県富士吉田市で住宅の一部を焼いた火事に。 中央市で布団などが燃えた火事。 いずれもストーブが原因とみられています。 総務省によりますと、去年1年間に県内で起きた火災は速報値で375件で、このうちストーブが原因となったのは13件でした。 「基本的には使用が多くなる12月が一番増えていると思われます」 こう話すのは、NITE=製品評価技術基盤機構です。 NITEによりますと、火災ややけどを負うなどの暖房器具による製品事故は過去5年間、全国で582件に上り、8割以上がストーブやファンヒーターが原因です。 予防策は?石油を使う暖房器具の注意点です。 ●ほこりがたまると炎が逆流する「吹き返し現象」が起きる危険があるため、ほこりを取り除くこと。 ●新しい灯油を使うこと ●壁や衣類などと距離をとることが火災を防ぐために必要です。 また電気を使う暖房器具の場合、 ●リコール対象製品か確認する。 ●異常発熱やショートを防ぐため、電源コードなどが変形していないか、たこ足配線になっていないか確認する必要があります。 県内は来週冷え込む予想で、暖房器具の事前の確認が火災を防ぐ第1歩といえそうです。
テレビ山梨